コロナ禍で3月から６月にかけてすべての音楽活動を中止にせざるを得ない中、今企画のために、プレヴェール＆コスマの名曲「Les feuilles mortes（枯葉）」を、ピアニストでアレンジャーの山本英子が、ソプラノの岡本佳織とピアニストのH.Hattoriéとの共演に寄せて、2台ピアノとソプラノのために編曲しました。晩秋のパリの街に舞う枯葉を連想させる前奏と共に、クラシックとシャンソン、そしてジャズの技術と雰囲気を盛り込んだオリジナルの「Les feuilles mortes」です。「離れていても心は一つ」という想いで、3人がそれぞれの場所から、初めてのリモートアンサンブルに挑戦し、音楽と友情に感謝を込めて演奏しました。