アートにエールを!

この世界で生きる

  • 公開日 2020.07.08
  • 視聴回数 69回
  • 04美術
私は、最近出版された表紙の装画を手がけた本「アフリカの森の女たち」でも使用した写真作品制作の手法(模型から撮影したリアルな風景)や、写真上へのドローイングをつなげたりしながら映像作品を制作しました。美術でこそ出来る技法や美術でしか出来ない方法を使って、実在する風景と作られた風景の間を行き来するようなオリジナルの短編ストーリーを、自粛期間中に広がった外の世界のイメージと共に丁寧に紡いでいきます。普段の私の制作に用いられる国内外でのリサーチ内容や、プロジェクト先で過去に採取した音源も加え、どこかにありそうでどこにもない世界を繰り広げます。

横谷奈歩

東京芸術大学大学院美術研究科 博士課程を修了後、2009年より文化庁新進芸術家海外研修制度二年派遣研修員として、イタリア、イギリスに滞在。 2012-2014年プロジェクト「アートとサイエンスのあいだ」のため、ブルキナファソとイタリアにて滞在制作、2013年から現在においてAIR_Onomichi(アーティスト・イン・レジデンス尾道)にて招聘され「星劇団再演プロジェクト」「高橋家にまつわる物語」を進行中。2017年より「芸術と考古学」他、個人の作品制作、発表と並行して国内外にてアートプロジェクトの企画制作を手がける。文化人類学者や考古学者など異分野の専門家との共同制作も積極的に行っている。