アートにエールを!

「編曲 尾上の松」〜百年の時を超えて〜

  • 公開日 2020.09.03
  • 視聴回数 2889回
  • 06伝統芸能/TRADITIONAL ARTS
本作は、今から丁度100年前に三絃曲の原曲に近代箏曲のパイオニア宮城道雄が箏(琴)パートを手付け(編曲)をしたことでいきいきと蘇った古典曲の大作「尾上の松」に、この度、箏道音楽院副代表 高畠一郎が新たに合奏群を加え、新編作曲したものです。宮城道雄の箏手付けを主とした三曲合奏[箏Solo・三絃Solo・尺八]パートと、絃方(いとかた)群[1箏・2箏・三絃・十七絃]との合奏形式で、前奏と後奏、そして中間部には箏カデンツァを配置しました。三曲合奏部はほぼ原曲のままとして「達成度の異なる門人の皆さん全員で一緒に演奏できるように」という作曲コンセプトを念頭に、絃方群はよりシンプルな音形や手順を礎としました。

生田流箏曲 箏道音楽院

箏道音楽院代表 砂崎知子が1970年に開軒した「箏志会」を母体として2016年1月1日に創立、2020年現在、のべ50周年を迎えました。箏(琴・こと)の演奏を主軸とした演奏団体として、砂崎知子が薫陶を受けた宮城喜代子、宮城数江、砂崎澄江各師より受け継いだ宮城道雄の芸術及び精神を受け継ぎつつ、古典曲、宮城道雄作品、近代曲、現代曲、新作等、幅広く「箏曲」(そうきょく)の可能性を追求しています。箏だけでなく邦楽の未来へ向け、新たなアプローチと共に、創作活動及び演奏活動や教授活動に、本部、千葉・岡山・徳島・広島・大阪各支部会員一同、日々邁進しています。(副代表 高畠一郎)