アートにエールを!

夢見て咲くや 能「卒都婆小町」に題材を得て

  • 公開日 2020.08.03
  • 視聴回数 1874回
  • 03舞踊/DANCE
コロナで命を落とされた方々の報道を拝見し、その尊い人生に祈りと感謝を捧げると共に、生きている人々の生にもあまなく光を当て包みこむ「愛」を舞踊で表現したいと思い、本作品を作りました。
代表的な能の作品「卒都婆小町」の、零落し物乞いの老婆となった小野小町を主人公に見立て、第一場は地唄舞で小町の罪と盛衰を、第二場はバレエが「愛」の象徴として小町を包み受け入れ、苦しみから解き放します。二つの舞踊は応えあい、小町の業がほどかれていきます。
あたたかいエンディングのためにチェロでエンニオ・モリコーネさん作曲の「ガブリエルのオーボエ」を演奏させて頂きましたが、先日モリコーネさんが亡くなられたことを知り、多くの映画ファンに夢を与えて下さった氏へ感謝と追悼の気持を込めて演じさせて頂きました。

チーム花崎・MAKI

地唄舞の花崎玉女が地唄舞では師弟関係にあるバレエのMAKIを誘い、地唄舞とバレエという身体表現方法の異なる分野のコラボレーションで舞踊作品を作ることに挑戦しました。そこへMAKIの長年の舞台活動を共にしてきたスタッフやチェロ奏者清野佳子が集まり、また未経験の動画作品ならではの表現のために花崎玉女の友人を中心とした映像製作メンバーが加わり、チームを組みました。
コロナ自粛で抑え込んできたアートへの熱い想いを存分に燃焼させて頂く機会を頂き、全員心より感謝申し上げます。