森はいつでもここに~FOREST HERE
- 公開日 2020.07.30
- 視聴回数 792回
- 04美術/VISUAL ARTS
STAY HOMEの最中、いつも心の中にあったのは、会いに行けない森のことでした。世界中の人々が家の中に閉じこもっている間に、地球上のあちこちで流れた海川の浄化や野生動物活発化のニュース。大地とのつながりやエコシステムについて、改めて考えるきっかけになりました。
土中では木々がネットワークで繋がっているという話から、800km離れていてもコミュニケーション可能なクジラのように、もしかしたら、遠く離れた木々もコミュニケーションしているのかも、と思ったことも作品の背景です。東京でのパーソナルな思い出から紡がれた情景の糸は、「森はいつでもここに」という植物たちが織りなす詩的な音と映像になりました。
土中では木々がネットワークで繋がっているという話から、800km離れていてもコミュニケーション可能なクジラのように、もしかしたら、遠く離れた木々もコミュニケーションしているのかも、と思ったことも作品の背景です。東京でのパーソナルな思い出から紡がれた情景の糸は、「森はいつでもここに」という植物たちが織りなす詩的な音と映像になりました。
sawako
音響作家、メディアアーティスト。日常の小さな断片を切り取り、フィールドレコーディングや電子音が織りなす、懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ。2011年にはSONAR FESTIVALでプラネタリウムのための音と映像作品を発表、2016年から連続でSupportSurfaceのファッションショーのサウンドを担当。パタゴニア社製作の木についての映像「Treelines」やドキュメンタリー「GEEK GIRLS」などに楽曲提供。MUTEK (カナダ)、P.S.1/MoMA(NY)、MACBA(スペイン)など世界各地で活動を展開。
https://troncolon.com
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