アートにエールを!

鶴の笛 林芙美子

  • 公開日 2020.07.08
  • 視聴回数 228回
  • 02演劇
「放浪記」、或いは戦争協力作家のイメージが強い林芙美子。一方では「戦争によって失われた童話の世界を子どもたちのために」と、戦争直後、いくつもの童話作品を残しました。この「鶴の笛」は、飢饉が続いたある村で、仲間たちに捨てられ取り残された足の悪い鶴とそのお嫁さんの鶴が、一本の横笛の音色によって美しく広い心を取り戻し、去っていった仲間たちの帰郷をも受け入れて、みんなで質素に仲良く暮らすというお話です。音楽は命を救う。文化・芸術分野で生きる私たちにも励ましを与えてくれる美しい作品です。

青年劇場・鶴の笛

私たちは秋田雨雀・土方与志記念青年劇場に所属する俳優です。青年劇場では、一般向けから高等学校・中学校の演劇鑑賞教室、子ども劇場おやこ劇場の公演など、東京を拠点に全国を巡演する演劇の公演活動をしています。近年は学校や自治体、企業などの要望に応えて、演劇ワークショップなども多く行うようになりました。今回は、普段担当部署が違う者たちがこの作品の魅力に惹かれて集まりました。動画づくりも初めてで不安もありましたが、そこは長年同じ釜の飯を食ってきた仲間、力を出し合い補い合って新たな創造に挑戦しました。